目次
- 1. 車の維持費って何が含まれるの?
- 2. 維持費の年間シミュレーション例
- 3. 燃料費の節約のために
- 4. 車検費用について
- 5. 法定点検について
- 6. 車検費用や点検費用の節約のために
- 7. 自動車保険の節約も
- 8. 車の税金も節約できる?
- 9. 車の維持費を節約しながら新車に乗る方法とは?
車の維持費って何が含まれるの?
車の維持にかかる費用として、自動車税・自動車重量税・自賠責保険・車検代・消耗品等の費用・ガソリン代・駐車場代・任意保険※にかかる費用などがあります。内容により高額になるものもありますので、年間で考えておくと準備期間もできて安心です。
維持費の年間シミュレーション例
車の維持費は年間どのくらい必要になるのか、実際に下記で軽自動車と普通自動車(コンパクトカーを想定)の比較表を作ってみました。想定したのは、軽自動車がN-BOX、普通自動車がアクアだった場合の一例です。価格は初年度のあくまで初年度の参考価格です。個人の状況や車検の依頼先など条件により変動します。
初年度目安
車種 | 軽自動車 N-BOX (重量890kg、総排気量660cc)想定 |
普通自動車 アクア (重量1100kg、総排気量1496cc)想定 |
---|---|---|
自動車税(種別割)※1 | 10,800円/年 | 30,500円/年 |
自動車重量税※2 | 9,900円/3年 | 36,900円/3年 |
自賠責保険※3 | 19,730円/2年 | 20,010円/2年 |
車検代※法定点検含む | 70,000円 | 100,000円 |
消耗品等 | 30,000円 | 50,000円 |
駐車場代※4 | 200,000円 | 200,000円 |
ガソリン代※5 | 48,150円/年 | 34,210円/年 |
任意保険料※6 | 45,000円/年 | 75,000円/年 |
434,990円 | 548,160円 |
※1
令和元年10月1日以降に初回新規登録をした自家用車
※2
令和元年10月1日以降の新車新規登録等時における自動車重量税額
(2021年1月時点/エコカー減税の適用はしていません)
※3
2021年(令和3年)1月15日現在(出典:損害保険料率算出機構)
※4
東京近郊(23区と隣接している市)を想定
※5
軽自動車 年間10,000km、ガソリン1リットル130円、燃費27km/L(JC08基準)で計算
普通自動車 年間10,000km、ガソリン1リットル130円、燃費38km/L(JC08基準)で計算
※6
保険料は車種・契約者の年齢・補償内容・特約の有無などにより細かく変化するため、平均額を出すことが難しく、上記はあくまで一例
これは軽自動車とコンパクトカーを想定した一例ですが、それでも年間約113,000円ほどの差があります。この差は排気量や重量が大きい車になればなるほどもっと大きくなります。
とはいえ、家族の人数や車の用途などでライフスタイルで乗りたい車が決まってくるため、なかなか維持費だけを判断基準にはできないですよね。
そこで、維持費を節約するためにできることとして、まず燃料費の節約方法についていくつかご紹介いたします。
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燃料費の節約のために
・普段よく利用するガソリンスタンドの会員カードに申し込み、燃料費割引を受ける。
・アイドリングストップを意識する。
・重い荷物を積みっぱなしにしない。(燃費の悪化につながる)
・エンジンオイルやタイヤの空気圧などを常日頃から点検する。
・燃費の良い車に乗り換える。
車検費用について
車検(自動車検査登録制度)は、車両が法律で定められている基準を満たしているかどうかチェックするための制度です。一部の小型特殊自動車以外のすべての自動車と250cc以上のバイクは、国土交通省が定める車検を受けなければなりません。
車検には次のような費用が含まれています。
・法定費用
自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料(印紙代)
・車検基本費用
定期点検、測定検査、車検代行手数料
・部品交換費用
部品交換、消耗品交換
車検費用の一般的な平均相場は、軽自動車であれば7万前後~、普通自動車(排気量が1,500cc程度)であれば10万前後~といわれています。
法定費用は、国が決めているため一律で、必ず支払うものになります。車種や年数が同じであれば同じ金額になりますが、重量の違いで自動車重量税が変わると異なる場合もあります。
法定点検について
法定点検は、法律で定められている点検です。
車の故障を未然に防止することが目的で、車の性能を維持し、事故や故障がない状態を保持するために行い、部品に劣化や消耗などが見られる場合は交換します。
自家用車(軽自動車・普通自動車両方含まれる)の場合、「法定12ヶ月点検」と、「法定24ヶ月点検」があり、それぞれ点検項目は違います。費用は車種や受ける場所によって変わります。
○法定12ヶ月点検
26項目の点検項目があり、車体の外側、下、足回りの点検に分かれています。特にトラブルがなければ、費用は概ね1万円~2万円が多いようです。
○法定24ヶ月点検
「法定12ヶ月点検」の項目を含み全部で56項目の点検項目があります。12ヶ月点検で確認した消耗品について損傷があれば、さらに詳しい点検項目が加わります。費用は軽自動車は2万円前後、普通自動車は3万円前後が多いようです。
車検費用や点検費用の節約のために
車検基本費用や、車検・法定点検の部品交換費用は、受ける場所(車検専門店、ガソリンスタンド、カー用品店、カーディーラー、整備工場等)により、点検項目数や代行手数料の価格設定に違いがありますので、内容と費用の事前確認は必ず行いましょう。
また、部品や消耗品の交換タイミングも事前にチェックしておきましょう。新車であったり、車に乗る機会が少なくあまり消耗していない場合は交換しない旨を伝えて良いです。
大切なのは、点検前に自分の車の状態を把握しておくことです。必要な箇所だけを交換すれば費用の節約につながります。
自動車保険の節約も
自動車保険(任意保険)の保険料もこまめに見直しをすることで節約できます。
・保険に「不要な特約」があればはずす。
・人身傷害保険の範囲を見直す。
・車両保険の補償範囲と車両免責金額を見直す。
・車を運転する人の条件を見直す。
(車に乗っていないご家族が条件に入っていないかどうか)
・契約内容に補償内容の重複が起きていないかを見直す。
・自動車保険の割引制度を見直す。
(セカンドカー割引や複数台割引は1台目と2台目が別の保険会社でも適用になる)
・自動車保険の新規契約や変更を検討しているなら、インターネット契約での加入にする。
車の税金も節約できる?
○自動車税
用途や総排気量によって税額が決定されます。年に1回、5月に支払います。
(例)自家用乗用車の場合
・軽自動車:自家用乗用軽自動車は、一律10,800円。
・普通自動車:総排気量1リットル以下で25,000円。1リットルを超えると0.5リットル刻みで税額が上昇。6リットル以上の111,000円まで設定されています。
○自動車重量税
車を購入して新しく登録する時と車検時に車検証の有効期間分をまとめて支払います。新車なら3年分、新車以外は車検時に有効期間に応じて2年 または1年分を支払います。新車を新規登録してから13年以上経過すると税額は上昇し、18年以上経過するとさらに上昇していきます。
車に乗るために必要な税金は「避けられない出費」ですが、車の選び方や制度利用で節約できる場合があります。
・排気量が小さい車種や自動車重量が軽い車種を選ぶ。
・車の新規登録は月初にすると約1ヶ月分の自動車税を節約できる。
・軽自動車の新規登録は4月にすると初年度の課税がないので約1年分を節約できる。
・2026年4月30日まで有効のエコカー減税※を利用する。
※詳しくは、一般社団法人 日本自動車工業会「エコカー減税(自動車重量税)」をご覧ください。(2024年9月時点)
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