カーリースでおすすめの普通車は?選ぶポイントを徹底解説!

カーリースで普通車に乗りたいけれど、どんな車種を選べばいいのか分からない、という人も多いのではないでしょうか。今回の記事では、カーリースで人気の普通車の紹介とカーリースで普通車を選ぶ際のメリットやデメリットについてお話ししていきます。

カーリースで人気の普通車TOP10

普通車がたくさん並ぶ様子

カーリースで人気の普通車は、以下のとおりです。

ランク 車種 ボディタイプ 7年(84カ月)リース月額料金(税込)※ホワイトパック
1位 トヨタ・ヤリス コンパクトカー 27,280円~
2位 ホンダ・ヴェゼル SUV 36,850円~
3位 トヨタ・ヤリスクロス SUV 33,440円~
4位 ホンダ・フィット コンパクトカー 30,030円~
5位 トヨタ・プリウス セダン 43,780円~
6位 トヨタ・アクア コンパクトカー 32,450円~
7位 トヨタ・シエンタ ミニバン 34,210円~
8位 トヨタ・ヴォクシー ミニバン 47,520円~
9位 日産・ノート コンパクトカー 39,600円~
10位 ホンダ・フリード ミニバン 38,830円~

※コスモMyカーリースでのランキングおよびリース月額料金を掲載(2024年5月時点)

次から、各車種の詳細を見ていきましょう。

なおリース月額料金はコスモMyカーリースの見積価格(税込)で、ライトメンテナンスが付帯するシルバーパック、年間走行距離12,000km、頭金やボーナス払いなしとします。(各種情報は2024年5月時点)

カーリースで人気の普通車①:トヨタ・ヤリス

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
X 月額47,850円 月額35,420円 月額30,470円

トヨタ・ヤリスは、ハッチバックタイプのコンパクトカーです。

運転しやすいコンパクトなボディサイズ、買いやすい価格、優れた燃費性能などが大きな特徴です。車幅は1,695mmと、日本の道路に合ったサイズにおさえられているので、狭い路地や駐車場でも運転しやすいといえます。

2023年度の日本国内における普通車販売台数では1位を獲得(日本自動車販売協会連合会調べ)するなど、カーリースだけでなくセールス面でも人気の高い車種であることが分かります。

手頃な価格で運転しやすい車をお探しの人には、ヤリスがおすすめです。

カーリースで人気の普通車②:ホンダ・ヴェゼル

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
G 月額59,180円 月額45,540円 月額40,260円

ホンダ・ヴェゼルは、コンパクトSUVです。

クーペのような流線型のフォルム、コンパクトなボディサイズ、高い安全性能といった特徴が、主な人気の理由です。

特に安全性能については、「自動車アセスメント」において最高評価にあたるファイブスター賞を受賞しているほか、予防安全性能評価、衝突安全性能評価においても最高のAランクを獲得しています。

美しいデザインや安全性を重視する人には、ヴェゼルがおすすめです。

カーリースで人気の普通車③:トヨタ・ヤリスクロス

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
X 月額57,420円 月額42,680円 月額36,850円

トヨタ・ヤリスクロスはコンパクトサイズのSUVで、手頃な価格、優れた燃費性能、広い後席や荷室などが大きな魅力です。

特筆すべきは、その広い後席や荷室です。

コンパクトカーでありながら、ベース車のヤリスよりも大きなサイズなので、少し広めのスペースが確保されています。室内幅はヤリスと同じ1,430mmですが、室内高は15mm高い1,205mmなので、ヤリスと比べると頭上に開放感を感じるでしょう。

荷室の積載量は390Lで、「X」と「U」以外のグレードには4:2:4分割可倒式リヤシートが採用されています。

ヤリスより広くスペースを使いたい人には、ヤリスクロスがおすすめです。

カーリースで人気の普通車④:ホンダ・フィット

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
BASIC 月額50,050円 月額38,390円 月額33,440円

ホンダ・フィットは、コンパクトタイプのハッチバックです。

フィットは空間効率が優れているので、コンパクトカーながら広い室内空間が確保されています。普通車の中では最もコンパクトな部類に入るため、ファミリー層を中心に高い人気があります。

燃費性能に優れ運転しやすいことから女性や初心者からの支持も高く、軽自動車並みの価格で購入できることも大きな魅力のひとつです。

取り回しやすい普通車をお探しの人には、フィットがおすすめです。

カーリースで人気の普通車⑤:トヨタ・プリウス

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
G 月額82,830円 月額61,270円 月額52,690円

トヨタ・プリウスは、セダンタイプのハッチバックです。

ハイブリッドカーの代名詞的な存在であり、先進的なエクステリアデザイン、2WDで26~32.6km/Lという圧倒的な燃費性能、質感のあるインテリアなどが大きな特徴です。スポーツカーのような軽やかな走りができるうえ乗り心地も上質、緊急車両やレストランの手配、車両のトラブルにも対応してくれるコネクティッドサービスも付帯します。

静粛性も高いので、会話や音楽を楽しむこともできます。

燃費性能や快適性を重視する人には、プリウスがおすすめです。

カーリースで人気の普通車⑥:トヨタ・アクア

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
B 月額55,220円 月額40,920円 月額35,420円

トヨタ・アクアは、コンパクトサイズのハッチバックです。

燃費性能の高さ、価格の安さ、運転しやすいサイズなどが主な魅力です。

特に燃費性能に関しては「世界トップクラスの低燃費」を掲げているだけに、33.6km/L~35.8km/Lという圧倒的な数値を実現しています。屋外で家電を利用できる外部給電機能や先進の安全性能、居住性の高さといった利便性の高さも人気の理由です。

バランスの良い車をカーリースで利用するなら、アクアをおすすめします。

カーリースで人気の普通車⑦:トヨタ・シエンタ

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
X 月額58,080円 月額43,450円 月額37,620円

トヨタ・シエンタはコンパクトサイズのミニバンであり、主に、運転しやすいサイズ、広くて快適な室内、安全支援運転技術の搭載などを特徴としています。

シエンタの特筆すべき点は、快適な室内です。

2022年8月に登場した新型シエンタは2列シートと3列シートから選べるほか、ミニバンならではの室内の広さにより車中泊が可能であり、大量の荷物を積むこともできます。

「最小回転半径が5.0m以下の車は小回りが利く」といわれていますが、シエンタはミニバンでありながら5.0mを実現しているので、Uターンや狭い路地の走行、車庫入れをスムーズに行えます。

運転も乗車も快適な車をカーリースで利用したい人には、シエンタがおすすめです。

カーリースで人気の普通車⑧:トヨタ・ヴォクシー

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
S-G 月額75,790円 月額58,080円 月額51,150円

トヨタ・ヴォクシーは、ミドルサイズのミニバンです。

主な特徴は、スポーティなエクステリア、見晴らしのいい運転席、低床・空力を考慮したデザインによる走行安定性能の高さなどです。運転しやすいサイズでありながら、車内の広さと取り回しやすさのバランスが取れていることから、ファミリー層を中心に幅広い層から支持されています。

ハイブリッド車は23.0km/L、ガソリン車は15.0km/Lという優れた燃費性能も大きな魅力です。

取り回しやすいミニバンをお探しの人には、ヴォクシーがおすすめです。

カーリースで人気の普通車⑨:日産・ノート

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
X 月額69,740円 月額50,600円 月額42,790円

日産・ノートは、ハッチバックタイプのコンパクトカーです。

ノートの主な特徴は、「e-POWER」という独自のハイブリッドシステムを採用している点です。

e-POWERは、エンジンを走行ではなく発電のみに使用してモーターで駆動します。これにより、電気自動車に近い上質な走行性能を実現しています。

ほかには、運転支援技術の「プロパイロット」があります。

高速道路で先行車を自動追従することが可能であり、ナビゲーションシステムとの連携により曲がりが急な道路であっても地図情報を基に減速を支援して自動追従が継続されます。

電気自動車を購入したいけれど自宅に充電設備がないという人には、ノートがおすすめです。

カーリースで人気の普通車⑩:ホンダ・フリード

グレード 3年(36カ月) 5年(60カ月) 7年(84カ月)
G 月額63,030円 月額47,520円 月額42,240円

ホンダ・フリードは、コンパクトサイズのミニバンです。

運転しやすいコンパクトな車体、ミニバンならではの広い室内、力強い外観デザインなどが大きな特徴です。2024年6月登場の新型モデルでは、「CROSSTAR」というSUV風のデザインが採用されたグレードも用意されています。

低床でスライドドアがあるため乗り降りがしやすく、「Honda SENSING」が標準装備されているなど、優れた安全性能も魅力です。

安全で使いやすいミニバンをカーリースで利用したい人は、フリードをおすすめします。

カーリースで普通車に乗るメリット

山道を走行する普通車

カーリースで普通車に乗るメリットは、以下のとおりです。

  • 車種が豊富
  • 走行性能が高い

軽自動車に比べて車種が豊富であり、走行性能が高いことがメリットです。

軽自動車は、ボディサイズの規格が決まっていることから多様な車種を開発するのに限界があります。一方で、普通車は軽自動車ほど厳格ではないので、セダン、ハッチバック、SUV、ミニバン、クロスオーバー、スポーツカーなどさまざまです。

また、軽自動車はエンジンの排気量が660ccまでと定められていますが、普通車は特に決められていません。一般道では制限速度があるので違いが分かりにくい場合もありますが、坂道や山道、高速道路においては排気量の大きな普通車は楽に走行できます。

カーリースで普通車に乗るデメリットと対策

狭い道

カーリースで普通車に乗るデメリットは、以下のとおりです。

  • 毎月のリース料金が高額になってしまう
  • 車幅があるので、運転の難易度が上がる

普通車は軽自動車に比べて、車両本体価格をはじめ各種税金や自賠責保険料、車検基本料や部品代も高いので、毎月のリース料金は高い傾向にあります。 対策としては、中古車を選択したりグレードを落としたりすることでリース料金を無理のない金額にまで抑えることが可能です。

また、普通車はボディサイズが大きいので、軽自動車よりも運転の難易度が上がります。

リース車の返却時にキズや凹みがあると原状回復費が発生しますが、軽自動車に近いサイズのコンパクトカーを選んだり車両保険に加入したりすることで回避することもできます。

まとめ:カーリースで高額な普通車は無理のない金額に抑えよう

カーリースの契約

今回の記事では、カーリースで人気の普通車の紹介とカーリースで普通車を選ぶ際のメリットやデメリットについてお話ししました。

普通車は毎月のリース料金が高くなりがちですが、車種が多く走行性能が高いというメリットがあります。毎月の支払いが高いと感じるのであれば、グレードを下げたり中古車を選んだりして無理のない金額まで抑えることをおすすめします。

コスモMyカーリースなら国産車すべての車種に対応しているので、普通車でも軽自動車でも気になる車種がある場合には、ぜひご相談してみてください。

近藤大助

【プロフィール】
近藤 大助自動車メディアでの執筆経験は約5年。エイチームの「ナビクルcar」や「トヨタの中古車アプリ・remobii」の記事のほか、八重洲出版のバイク専門誌「モーターサイクリスト」、中古車ガリバー、Keeper Proといった大手の出版社や企業の記事を執筆。「Yahoo!ニュース」掲載経験あり。

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